JIS０級大型歯車／特殊歯車製造（歯切加工・歯研加工）｜株式会社川島製作所　〒287-0236　千葉県成田市津富浦1006-14　TEL 0476-73-5111

歯車の強度を増す手段として、歯部を焼入して使用する事が多く用いられています。代表的な焼入方法に高周波焼入や浸炭焼入があり、歯部の強度が上がる反面、歯車の精度が数段落ちてしまう欠点があります。その対処方法として歯面を研磨する事により歯車精度を上げる方法があります。

ホブ盤と言われる様に、ホブカッターを機械に取付け歯車を切削加工する機械です。直径６０００mmのギヤでも指定の歯の大きさのホブカッターを使用して、切削加工をします。当社所有のホブカッターで加工出来る歯の大きさはＭ1～Ｍ４０までです。

歯車形削盤とも言い、ピニオンカッターを取付けて歯車を切削加工する機械です。ホブ盤はホブカッターを回転させて切削するのに対して、ギヤシェーパーはピニオンカッターの直線運動で歯車の形に削る機械と言えます。

通常のNC円テーブル装置の付いたフライス盤は、縦（Ｘ軸）・横（Y軸）・上下（Z軸）の3軸制御ですが、マシニングの場合は、円テーブル（A軸）を付加して4軸同時制御により歯車歯形を成形加工することが出来ます。現在ではカッターヘッドの傾き（B軸）を付加した5軸制御が主流になりつつありますが、当社では以前より歯形のカーブに合わせた専用のエンドミルカッターを使用して、ニーズに合わせて参りました。使用するカッターは専用エンドミルの他に、フライスカッター、ラックカッター等を使用します。